9.統制時代

昭和12年(1937)に日華事変が起き、第2次世界大戦に突入する中で伊勢崎織物は不振に陥り、昭和18年(1943)に入ると伊勢崎銘仙は統制品となり、経緯に金糸を入れて織った高級品は贅沢品であるとして販売禁止になってしまいました。


統制時代前の織物

統制時代後の織物(昭和15年以後)

10.戦後の復興と高度成長期

 終戦前夜の昭和20年(1945)8月14日、伊勢崎市街地が空襲で壊滅状態になりましたが、郊外に点在する手織業は、いち早く復興しました。そして、年を追うごとに生産量は上昇し、昭和31年(1956)には292万反・50億円に達し、第3次黄金期を迎えました。しかし、戦後の急激な流行の変化と生活様式の変遷によって、この年を境に下降線をたどりました。この打開策としてウール絣やアンサソブルを開発し、昭和40年には190万点64億円の生産額をあげ、総合織物産地としての底力をみせましたが、買い替え需要がなく、衰退して行きました。


作品展示会風景(昭和30年)

ウール製品秋冬物最盛期風景(昭和37年)

11.伝統工芸品「伊勢崎絣」

 昭和50年(1975)5月、伊勢崎絣が「伝統的工芸品」として国の指定を受け、新しい一歩を踏み出しました。同時に、「伝統工芸士」12人が、国から認定されました。この制度は、伝統的工芸品を製造する産地で、優秀な伝統的技法を保持する人に、技術の維持向上を図り後継者の確保を目的としたもので、先人から受け継いだ伝統的技法を次代に伝承し、後継者を育成することが課題となっております。


伝統工芸品「伊勢崎絣」

現在、伝統的工芸品に指定されている伊勢崎絣は、括り絣、板締絣、併用絣、緯総絣です。


伝統工芸品マーク

伝統工芸士作業風景(摺込み捺染)

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